数年前偶然通りかかって見たことはあるけど、ちゃんと見に行くのは初めて。市内の街中いろんな会場(10か所)でライブが行われる。1か所のみ有料でそれ以外は無料。
高山ジャズフェスなどに比べると、本格的なジャズの人が多いのか、ジャズに詳しくない私には全く分からないメンツ。ホームページも見にくい。(タブレット、スマホ非対応?)
14日
学生ビッグバンドカーニバル 北國新聞赤羽ホール 有料 14:30-19:00
学生のビッグバンドが6バンド出演する。全く見る気はなかったが、夫に誘われて見ることに。最初の金沢大学は全く想像通りの学生のビッグバンドという感じ。次の明治大学はプロ並みの腕前と安定感。選曲もよかった。次の同志社はフュージョン、ロックのような雰囲気もあり、かなりカオスな曲もきっちりやっていた。このまま19時まで見るのも辛いので、有料なのにもったいないが離脱。荷物を安ビジネスホテルに置きに行く。ホテルへの道中、香林坊アトリオ広場でrespirarなる上品な紳士淑女のバンドを見る。
Stingの「Englishman in New York」やキャロル・キング、ユーミンの飛行機雲など全然ジャズではない洋楽カバーだったが、演奏は上手だし、ギターはいい音してた。香林坊アトリオ広場はアマチュアステージなのかな。
尾山神社境内へ。立派なステージが組まれてた。尾山神社のステンドグラスとステージが一緒に見られるのがいい。
スペインのイニャキ・サルヴァドールなるピアニストのバンドを見る。もちろん全く知らなかったが、一押しアクトのようなので。開始10分前ぐらいに会場に着いたが、椅子は満席だった。自分の椅子やレジャーシートを持ってこればよかった。ピアノ、女性ボーカル2人、ギター、ベース、ドラムの編成。バスク地方の曲だそう。説明通り叙情あふれる曲あり、結構前衛的な曲あり、普通にかっこいい激しめのジャズありだった。途中から空いた席をゲットし、ほとんど座って聴けた。途中眠くなったときもあったけど、1時間半全部聴いた。ボーカルの女性が片言の日本語でポエトリーリーディングみたいなこともやってくれた。
お腹が空いたのでから揚げを食べる。熱々でおいしかった。
移動しかけたけど、尾山神社の次のバンド鈴木良雄 BLENDに高山ジャズフェスでファンになった峰厚介さんがでるというので、尾山神社に戻る。
ドラム、ベース、サックス、トランペット、ピアノの編成。ドラムとピアノは若い方なので、ベテランと若者のブレンドだそう。高山で見たときより、曲のクセはなかったが、やっぱりかっこよかった!夜に似合うね。
いしかわ四高記念公園へ移動して屋台の和風ラーメンを食べる。おいしかった。こちらのステージはもう終わっている。安ビジネスホテルに移動して荷物を置いて新天地へ。狭い路地に小さい飲み屋がたくさんある独特の雰囲気。その一角でレゲエ調のライブをやっていた。
行ったことないけどゴールデン街みたいで、いい雰囲気!と思っていたら、次のバンドが始まらない。他の場所から音が聞こえる。。。なんと私たちが見ていたのはジャズストリートと関係ないバンドで、他のところにちゃんとステージがあった。なんだったんだ、あのバンド?
そのあと、コンビニに行ったり、たこ焼きを食べたりして、23時からのM’s Fellowなるバンドを見る。こちらが本当の新天地ステージ。飲み屋の友達っぽい大人たちのバンドで、ジャズというよりブルースっぽかった。ボーカルのきれいなお姉さんはMCも慣れたもので、熱心なファンもいるみたい。今日はこれで終了、おやすみなさい。
15日
安ビジネスホテルをチェックアウトして、ミスドで朝食。いしかわ四高記念公園のライブ開始の11時まで大和で休憩させてもらう。この日は天気がよくすごく暑い。富山ジャズコーラスのライブ開始。男女混合のコーラスグループ。次は慶応のビッグバンド。夫は昨日も見たが、ほとんど同じ曲だったよう。
いしかわ四高記念公園の屋台と飲食テント
金沢市役所庁舎前広場のジュニアジャズフェスティバルステージもちょっと見に行く。映画スウィングガールズのモデルとなった高校も来ていた。
お昼は大和のうどん屋さんで冷うどんを食べた。天ぷらの出来がひどい。とにかく暑いので、合間に大和で休憩させてもらってた。
14時からVisions。ベースとピアノという最小限の編成にゲストでタップダンサー。
これは素晴らしかった。オリジナルらしい曲のセンスもよく、演奏ももちろんよかった。タップダンスも初めてじっくりと見させてもらった。体がパーカッションって感じでセンス問われるなあと思う。
15時、とにかく暑いので、これで帰ることに。大和で夕食用のお弁当を買って帰宅。フェスは16日まで続く。
まとめ
いしかわ四高記念公園や尾山神社のステージはプロの演奏も多く、無料で聞けるのはありがたい。椅子もたくさん用意してあって、準備なしでも見られる。ステージ間移動も金沢駅前を除けば、近江町~きららの間と徒歩20分ぐらいの間に収まっているので楽。客層は中高年のおじさんが多い。高山ジャズフェスのように、無理に若者を呼ばなくてもこれはこれでいいのかな。次回の自分への反省としては、夜は混みあうので、自分の椅子やレジャーシートを持ってきたほうがいい。街中だけど、虫よけもいる。安ビジネスホテルの立地はよかった。
個人的には鈴木良雄BLENDとVisionsがよかった。