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自分のための覚書

神田松之丞 講談漫遊記vol.3@金沢 北國新聞赤羽ホール 2019.11.4(月) 

私の立場としては、ラジオのファン。落語・講談は全く知りません。生で講談を聞くのは2回目。

客層はやっぱり高齢。公演前にサイン会をしていた。サイン会をしている松之丞の写真を撮りまくる客。やめろよ。さらにまわるビデオカメラ。情熱大陸か?男性のスタッフが何人かいたが、どれがマッシュさんかな。松之丞とふれあえるチャンスだったが、何と話しかけていいか分からずやめた。いいのが思い浮かんだら、並びます。

席は前から11列目。もっと前がよかったなあ。

まず松麻呂さんが登場。井伊直人正直右から左で話がはいってこなかった。やっぱり松之丞以外の講談はまだ無理っぽい。あんまり張扇も鳴らさないんだね。

松之丞が登場。「昨日どこに行ったかも覚えてない、博多だったかな???」とお疲れの様子。ちょっとかわいそう。まず「万両婿」。動画か音声か忘れたが、聞いたことがある講談だった。面白くて分かりやすい。ただ泉ピン子世代が泉ピン子でなんで笑えるんだよ?とは思う。すっと冷めてしまった。

次は「汐留のしじみ売り」途中席を立つじいさんが2人連続であらわれ、客いじりをする松之丞。「しじみ売り」というべきところで「ねずみ売り」という松之丞。お疲れだね。初めて聞いたが、これも分かりやすい話で、ついていけた。

中入りをはさんで「南部坂雪の別れ」この話だったか、他の忠臣蔵の話だったか忘れたが、聞いたことはある。シリアスな話で正直ちょっと眠かった。なんとなく話は分かった。

とにかく咳をする客が多く耳障りだった。普通の咳じゃなくておまけがついたような不快なやつも。松之丞が日頃じじい客の文句を言ってるのもよく分かるわ。高齢の方は仕方ないんでしょう。ちょうどノリさんもラジオで言ってた。

私の分からない落語のネタで客が沸くところもあって、松之丞のラジオのファンではなく、落語・講談のファンなんだろう。