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自分のための覚書

平成30年度 米粒写経 例大祭@KANAZAWA旅音

漫才コンビ米粒写経が金沢に来るとのことで行ってみた。米粒写経を見るのは初めて。そもそもタツオを知ったきっかけは東京ポッド許可局で、そのあと米粒写経を知るけど、あまり米粒写経として見たことがない。一平ちゃんはたまむすびで聞くぐらい。漫才師が本業なんだろうけど、あまり見たことがないという状態で臨んだ。

会場はゲストハウス。場所は武蔵ケ辻から歩いて10分ぐらいのちょっと不便なところ。駐車場もちょっと離れたところに一か所のみ。雨の日だった。会場は畳の広間で、一角がステージ、周りを畳に座ったお客さんが囲むという感じ。座布団なので結構きつい。

客層は40~50代ぐらいの方が多かった。たまに若い子もいてびっくりする。男女比は男性のほうが多いかな。

2時間休憩なしの漫才。畳の部屋で目の前で漫才を見るという、なかなかないシチュエーションだった。

 

 

 

<ここから先ネタバレ>

 

 

 

真っ黒スーツに白ネクタイという衣装で二人が登場。まずは一平ちゃんの都道府県にまつわるちょっと気分のよくなる話。石川県はもちろん、お客さんのリクエストで、北海道と福井。自分の地元については言えなかった。

そして一平ちゃんの勝手に歴史上の人物ものまね。しゃべっているところを見たことあるわけない人物をハイテンションでものまねする。結構コアな日本史、近現代史も扱う。反応しているお客さんのレベルも高い。

タツオの得意分野では似た言葉が実はどのような意味の違いがあるかを漫才に仕立てる。(森と林の違い知ってる?という感じ)さらにアニメと歴史をからめたり、二人の得意分野の融合。

一平ちゃんは好きな映画のせりふを頭から最後まで全部言えるという才能の持ち主。(サヴァン症候群であることは本人が否定していたが、どうだろう??)後半1時間は74年の映画「砂の器」を説明するというとんでもない試み。一平ちゃんが映画の登場人物になりきって演じ、説明、解説し、最後まで話してしまう(笑)見たことがない映画だったけど、大変おもしろかった。一平ちゃんが本気で演じているところなんか、ちょっと感動してしまった。

最後は丹波さんの裏話や七人の侍をちょっとやってくれたりしておひらきになりました。

一平ちゃんの日本史、近現代史ネタは私が明るくないので、たまに知らないこともあったけど、すごくおもしろかった。一平ちゃんが突っ走っている間、つっこむタイミングまで待っている冷静なタツオも印象に残った。許可局ではネジの外れた弟キャラだけど、米粒写経では抑えめの冷静なツッコミなんだ。機会があればまたぜひ見てみたい。お布施としてDVDも買った。