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自分のための覚書

飛騨高山ジャズフェスティバル 2019.5.25

前日に存在を知り、行くことに。チケットとビジホを予約。予習ではエヴァン・マリエン×ダナ・ホーキンスの音源がかっこいい。

当日9時半、自宅出発。12時過ぎ高山駅近くのスーパーホテル飛騨高山の駐車場に到着、帰りが深夜になるため、お願いしてチェックインをすませる。

高山駅白山口(裏側)でシャトルバスを待つ。高山駅は新しくてきれいになってたな。結構立派な観光バスが来た。12:40分ほぼ定刻に出発。快適!会場の飛騨の里へ。チケットをリストバンドに引き換え。行列はなし。

会場イン、緑がいっぱいで雰囲気がりんご音楽祭に似ている。普段は合掌造りの家屋を見る観光地。いい雰囲気。

基地はこもれびの森みたいなところに作れる。5月なのに30度ぐらいあってすごく暑いが、助かった。

屋台スペースは通路がものすごく狭い。並びにくい。でも座って食べられるテーブル椅子が用意されている。

お昼ご飯にトマト野菜カレーをいただく。具はないが、結構量はあったし、味はおいしかった。

ChikoKidoTomo(西岡家ステージ)13:30-

なんとステージは合掌造りの家の中だった!!家の中の客は座り、あぶれた客は外で立ち見というスタイルだった。陽に当たらなくていいから快適。なんか涼しい感じがする。チコさんはコンゴと魚津のダブルだそう。ジャズに限らず有名曲のカバーが中心。『フェイバリットシングス』『サニー』スティービーワンダー『Overjoyed』『ノルウェイの森』など。コンゴの民謡『マライカ』も。めちゃ歌はうまいが、がんがん張り上げる感じではなく、いい雰囲気でした。あらためてスティービーワンダーっていい曲書くな。感動した。

Dock In Absolute(田口家ステージ)15:00-

始まってから行ったので、外からちょっと見たのみ。今ふうのシリアスインストっぽい感じだった。

Dagforce Band(富田家野外ステージ)15:30-

高山出身NY在住のラッパー。ブルースラップなるスタイルらしい。みんなを気遣うMCが多い。「水飲んで」とか「座ってたらお尻痛くない?」とか。人情派と思いきやギャングスタっぽい歌詞もたまにはいる。ベースにKenKen。ギター、ドラム、キーボードと生演奏に合わせてのラップだった。高山の方言のファンク曲もあったが、高山出身じゃないので分かりませんでした。

エヴァン・マリエン×ダナ・ホーキンス(田口家ステージ)17:00-

音源を聞く限り、めっちゃ踊れそうと期待していたが、全く踊る感じのフェスではないことが分かった。みんな座ってる。屋内の一番後ろで待機してみる。ベースとドラムの二人なので、それ以外の音はオケに合わせることになる。はじまったけど、いまいちオケとベースとドラムが合ってない??特にドラムかな??音源を気に入りすぎて違和感を感じてしまい、全く踊れず。自分の位置を変えてみたりしたけどいまいちだった。そもそも踊る用の音楽じゃないんだね。一人一人はバカテクなんだろうが、オケに合わせるのは難しい。後半は他のメンバーを増やしてジャズっぽくなっていた。屋外ステージだったらどうなってたかも気になる。

MURO(西岡家ステージ)17:45-

唯一のDJ。特にジャズっぽい感じではなく、いつものMUROっぽい感じ。さすがに家の中の客も立っていたが、踊っている人もいれば前の方で棒立ちの人もいる。唯一踊れた。

 

ここで晩御飯タイム。焼きおにぎりが目の前で売り切れ。豚うどんはすごくおいしかったけど、量が少なかった。さらにフランクフルトとローストポークを買ってみる。いまいちだった。これでフェス飯は終了。今回は夫もあまり食べてなかった。

峰厚介カルテット(田口家ステージ)19:00-

視聴してなんかかっこいいと思ってたので、行ってみた。やっぱりかっこいいので、家の中に入って座って聞いてみる。すごーいかっこいい!!!なんかテナーサックスの峰さんは細野さんに似てる素敵なおじさま。ベース、ピアノ、ドラムは若いミュージシャンだけど、みんなよかった。とにかく曲が好み。

海野俊輔 Mirage Trio feat. TOKU(西岡家ステージ)20:15-

魚津の海野さん。MCは爽やか好青年風。2曲目よりTOKUが参加。ボーカル兼トランぺッターの雰囲気ある男性のTOKUさんは女性人気があるようだった。

スガダイロー(田口家ステージ)21:00-

西岡家を抜けてスガダイロー待機。前の方に陣取る。スガダイローさんは丸いサングラスに杖とゆるい服装で登場。TOKUさんと違った方向で雰囲気ある人。ピアノソロ。ミニマルっぽいライヒのような感じで弾いてる。繰り返しなんだけど、少しずつ変わっていくような感じ。メロディーっぽい旋律が生まれそうで生まれない。どんどんアグレッシブになっていって、すごい勢い。ピアノが倒れないか心配。脚のご都合が悪そうなのに、椅子から落ちそうな勢いで弾いているので、これもハラハラする。ずーっとこの調子なので、もしかして1ライブ1曲!?その通り40分ぐらいで1曲で終わりました。とにかくすごかった!!!!!!!!!!!!アンコールもやってくれた。

基地に戻ってスガダイローの感想を話していると夜を切り裂くトランペットが...

KODAMA AND THE DUB STATION BAND(神社ステージ)22:00-

おじさんの中にアリワさんというキュートな女性トロンボニスト兼ボーカル。途中、じゃがたらの曲をやってこだまさんが「あけみー!」と夜の空に語りかける場面で一部のお客もじんわり。味わい深い歌詞。

アンコール(『moon river』だったっけ?)を聞きながら基地撤収。帰り道にセッションタイムのはずの富田家野外ステージに寄ってみてもなにもやってない。転換中なのか?あきらめてシャトルバス乗り場へ。バスは23時半の予定だったけど、15分遅れぐらいで到着。この時間は予定通りではなく、お客さんが集まり次第らしい。バスを待ってる間にセッションらしき音が聴こえてきた。こだまさんもまだやってる。

 

よかったところ

・ステージ間が近く移動が楽

・二つのステージは屋内なので陽に当たらない

・合掌造りの中でライブ見れるのは珍しい

シャトルバスが立派な観光バス、そんなに並ばなくていい。トイレも並ばない。

改善してほしいところ

・屋台スペースの通路が狭すぎる。並びにくい。飲食スペースは他のところにつくれないか

 

客層は広くて若い音楽フェス好きみたいな20代~30代もいれば、地元のオラオラ40代グループみたいなのもいたし、ジャズファンっぽい高年齢男性も多かったけど、意外とマダムも多かった。以前行った墨田ジャズはおっさんばっかりのイメージだったけど。シニアカップルで熱心に聴いてる人もいたし、素敵だね。

峰厚介カルテットとスガダイローがベストアクト。環境がよく、家からも結構近いし、直前でもビジホが予約できたので、趣味の合いそうなメンツであれば来年も行きたいな。

自分の反省点

・夜は結構冷え込むので、次回は分厚い防寒着が必要。(ダウンほどじゃないかな) 

・踊ることを求めず、早めに行ってステージの前の座り席をゲットする。